車検
車検前に準備するもの
車検には、法定費用と点検費用の他に以下の書類が必要になります。
お車と合わせて、ご持参いただくようにお願いいたします。
自動車検査証(車検証)
車検証は、自動車の所有者・使用者などを記載した身分証明書のようなものです。
走行時は車に備え付けることが法律で義務付けられています。
万が一紛失してしまった場合は、車に付いているナンバーの陸運局にて再発行を行いましょう。
自動車納税証明書
毎年4月1日現在の車の所有者に課せられる税を自動車税と言い、5月末日までに納税しなければいけません。
その際に受け取る半券が自動車納税証明書となりますので、車検証と合わせて保管しましょう。
半券に「領収証」と但し書きされているものでは車検は受けられませんので、「車検用」または「継続検査用」と書かれているものをご用意ください。
自賠責保険証明書
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、自動車の購入時に必ず加入する保険です。
保険期間が新たに取る車検の有効期間より1日でも多くなければ、車検証の交付が認められません。
また、任意保険の証明書とは異なりますので、ご注意ください。
認印
自動車の登録名義人の印鑑(認印)をお持ちください。
印鑑は必須ではありませんが、スムーズに申請を行うためにはあった方がいいでしょう。
車検の点検・整備について
車検整備付 持込代行車検の場合
国家資格を持つプロの整備士が、車検で点検されるヘッドライト、ブレーキ、下廻り、外観などの整備を行います。
日常点検をこまめにされている方、自分である程度の整備ができる方は、最低限の整備のみで費用を抑えることができます。
車検の基準は満たしているけれど、今後不具合が出そうな箇所があれば、お客様とご相談のうえ、メンテナンスも可能です。
法定定期点検付 持込代行車検の場合
当店では、車検持込代行と合わせて法定24か月点検も承ります。
12か月点検項目を含む56項目の点検・整備をします。
詳細な項目内容や過去の点検結果については、定期点検整備記録簿で確認することができます。
なお、法定24か月点検が行えるのは、自家用車に限ります。
車検と法定定期点検の違い
車検と法定点検は同時に実施することも多いため、混合してしまうという声をよく耳にします。
一見似たように思われるかもしれませんが、内容と目的は大きく違います。
車検は「定められた保安基準を検査時に満たしているかどうか」を検査するものです。
あくまでも検査ですので、1年、2年先までの安全性が保障されるというわけではありません。
法定点検は安全かつ快適に運転できるよう、車本来の走行性能を発揮させるために行われます。
法的な義務規定はあっても、車検のように行っていない場合の刑事罰は存在しません。
ですが、故障やトラブルを防ぎ、長く車を使用するためには法定点検も行うようにしましょう。
※図は各シールのイメージです。